気持ちを和らげるためには

更新日:2020.05.12

執 筆:整体師 橋本静吾

この数か月テレビをつければ暗いニュースばかりでそれだけで滅入りそうな毎日ですが、皆さんは大丈夫でしょうか。
目から入ってくる情報は、良くも悪くも脳の活動に影響を与えて自律神経にも作用します。
良い点はスポーツ観戦をすれば興奮しますし、感動する映画を観れば涙したりするためストレス解消につながります。
それとは逆に不幸なニュースや怖い物語を見ていると、体が恐怖を感じ不必要にストレスを感じてしまうため体調を崩しやすくなります。
ど~せ見るならハッピーなものをということで、一つの例をご紹介します。

花を見ると気持ちが落ち着く

私は先日、娘の誕生日と結婚記念日にそれぞれお花を買いました。
滅多なことがないと花を買ったりしませんが、ダイニングの上に一輪飾るとそれだけで気分がいつもと違いました。
「うれしい、きれいだな~」そんな気持ちが強かったです。

実際に行われたある実験においても、花を眺めていると脳内でα波が多く出ていることが確認されています。
α波は人がリラックスしたり落ち着いている状態の時に出る脳波で、緊張や恐怖、つまりストレスを感じてる時には出ないものです。

観葉植物でも効果はありますが、花があるとより効果が高いことが研究で分かっています。
落ち着きやリラックスは副交感神経が活性化している状態のため、うれしさ、感謝、涙、悲しみなどの感情が出てきやすくなります。
泣いたり笑ったり感情表現することはストレス発散においてとても重要なのです。

花を飾る場面といえば結婚式やお葬式があります。
見た目の華やかさから飾られるようになったはずですが、おそらく感情表現を促す役割もあると思われます。


お花をプレゼントする文化は欧米文化から伝来したものだそうです。
ロシアにおいては初デート、告白、プロポーズ、喧嘩後の仲直りには必ず花束を贈るという文化があるようです。
どの場面も感情表現とリラックスや癒しがあることが重要ですから、人は脳波や自律神経が解明されていない古くから花が及ぼす良い作用を無意識に感じ取り、生活に取り入れていたのだと思われます。

癒されるものに目を向けよう

自宅で過ごすことが増え、ストレスが溜まりやすいこの頃ですので、花を一輪飾ってみたり家族にプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
気分や体の不調を緩和させる道具だと思って使うことをおすすめします。

花に全く興味が沸かない方は、ご自身の好きなものを眺めてください。
好きな俳優のドラマや写真集、ペット、子どもの寝顔なんでもOKです。

大切なことは不安や不幸な情報ばかりに目を向けるのではなく、好きなもの、自分の癒しにつながるものをしっかり目で見ることです。