自分を守る休息のすすめ

更新日:2026.01.06

執 筆:整体師 齊藤佳穂

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎え
「今年はこれを頑張ろう!」「○○に挑戦したい」
と目標を立てている人もいる一方で、今は目標を考える余裕がなく「まずは日々を過ごすだけで精一杯」という方もいらっしゃるかもしれません。
どのような状態であっても、新年の迎え方は人それぞれで大丈夫です。

疲れる前に休む

新年は気持ちも新たになり、やる気が満ちやすい時期です。
一方で、そのやる気の高さが、知らず知らずのうち無理に繋がってしまうこともあります。
やる気を長く保つためには「頑張り続けること」だけでなく「上手に休むこと」も重要です。
特に、体や心が疲れやすいと感じている時ほど休息は欠かせません。

「疲れたら休む」という意識は多くの方が持っていると思います。
ただ、日々の忙しさの中では、疲れに気付いたときにすでに限界に近いことも少なくありません。

ここで、意外と見落とされがちなのは「疲れる前に休む」ことです。

疲れがピークに達してからでは、回復にも時間がかかり、体や心に大きな負担がかかってしまいます。
スマホの充電残量がゼロになるまで使い続けているような状態です。
充電を始めてもすぐ立ち上がらず、回復には時間が必要になります。

だからこそ、疲れがたまる前に意識的に休息をとることで、集中力や意欲を保ちやすくなります。
「頑張るために休む」というより「自分を守るために休む」という考え方でも構いません。

何もしない時間や、ぼんやり過ごす時間も、体と心にとっては大切な回復の時間です。

休息をうまく取り入れよう

では、どうすれば休息を取り入れやすくなるのでしょうか。

おすすめは「前もって休みの予定を入れておく」ことです。
新しい手帳やカレンダーに予定を書き込む際に「なにもしない時間」「ゆっくり過ごす時間」「早く寝る日」など、休息の予定も書き込んでみてください。
休みを予定として可視化することで「休んでもいい」という安心感が生まれ、心にも余裕ができやすくなります。

また、休息の取り方は人それぞれです。
長時間しっかり休まなければならないということはありません。
数分間目を閉じて深呼吸する、スマホから離れて温かい飲み物を飲む、外の空気を感じながらゆっくり歩くなど、小さな休息でも十分意味があります。

そのときの自分にできそうなことを、無理のない範囲で選んでみてください。

休息は立ち止まることではありません。
むしろ一年をよりよく、自分らしいペースで進んでいくための大切なエネルギー補給です。
今年はぜひ「休むこと」も自分を大切にする選択のひとつとして取り入れてみてください。