更新日:2023.02.09
執 筆:整体師 角道征史
まだまだ寒い日が続きますね。
こう寒いと布団から抜け出すのも一苦労ですが、今回はエネルギー補給第3弾、睡眠でのエネルギー補給のお話です。
睡眠の効果については、その他の人間の体に関することと同様に、すべてが解明されているわけではありません。
そのなかでも、はっきりしているものについてみてみましょう。
睡眠にはいろいろなはたらきがありますが、それでは睡眠が不足することで、どのような影響が出るのでしょうか?
疲労が回復しきれないということは、ガソリンが少ない状態でいることと同じようなもの。
このように、睡眠による影響は多岐にわたっています。
私たちが効果的に睡眠をとり、エネルギーチャージをするために、何が大切かをみていきましょう。
睡眠時間が7~8時間ぐらいの人の平均余命が最も長いというデータが出ています。
つまり長生きできるということですね。
7時間より少ない場合や、逆に8時間よりも多い場合も、平均余命は短くなります。
あまり寝すぎても良くないのですね。
起きているときのパフォーマンスを回復させるということを考えても、7~8時間は睡眠をとることが良さそうです。
とくに寝はじめる最初の睡眠のときにグロースホルモンが分泌されます。
そのため、いかにスムーズに睡眠に入れるかがとても重要です。
深い質の良い睡眠をとるためには、睡眠の前に神経が興奮するような刺激を与えないこと。
寝る前のスマホは控えましょう。
また日中にある程度、外に出かけて活動して、覚醒と安定のホルモンであるセロトニンを分泌させ、睡眠のホルモンであるメラトニンが分泌しやすい状態を作っておくことが大切です。
メラトニンは、活動し始めてから14時間ぐらいで分泌され始め、16時間ぐらいでマックスになります。
つまり睡眠8時間のリズムは理にかなっているのですね。
もし朝7時に起床するなら、入眠時間を考えても夜11時ぐらいには床に就くのが良さそうです。
質の良い睡眠をたっぷりとることは、ただエネルギーチャージをするだけでなく、ストレスも軽減させることができます。
プラスを増やして、マイナスを減らす。
そのためにもぐっすり眠って、元気な毎日を楽しみましょう!