今昔物語 橋本静吾 VOL.4

さて、今回は高校生時代にさかのぼってお話するわけですが、当然中学時代と同様に野球部に入部。
真夏の猛暑での練習、永遠に走り続ける真冬の冬期トレーニング。
今思い出せばよくやれたなぁと思う練習量でした。
残念ながら1軍選手になることはありませんでしたが、野球部では先輩後輩で生じる上下関係を嫌というほど学びました。

辛いこともありましたが、理不尽なことにも耐える、色んな人と付き合うということを経験したことが社会人としての糧になっていると感じます。

自分でも意外だった出来事としては、勉強に打ち込むことが激増しました。
「高校生になって心機一転」そんなことで気持ちを切り替えた結果、嘘のような好成績連発。
あんな良い通信簿もらったことなかったです。
もちろん学校のレベル自体が低いということもあるわけですが、それでもうれしいものです。
そのお陰もあって何故か推薦で大学進学が決まり、4年間のキャンパスライフが始まるわけです。

というわけで大学生活が始まりました。
端的に言って大学時代はまた勉強嫌いを発揮。
必修科目が土曜にあるにもかかわらず、授業そっちのけで浦和レッドダイヤモンズのプロサッカー観戦に行く日々でした。

アルバイト先の先輩たちと大声出してサッカー観戦。
午後2時からの試合なのに席を確保するためスタジアムには午前7時集合。
よくそんな暇があったなと思いますが、大学生ってのは良くも悪くも自由がきく身分で学校のことは後回しで楽しんでいました。

当然成績は要注意レベル。だらしない自分が恥ずかしいばかりです。
担当の助教授からは「もう卒業は絶望的だね」と言われて若干うなだれ。
それでも3、4年生では集中して勉学に励み友人達と一緒にビシッと卒業。
くだらない自慢ですが、大学時代試験結果が振るわずにレポート提出で単位を取得するなんてことは一度もしたことはありません。
やれば出来るとはこのことですね。

そしてこの年は2011年。もうすぐ卒業式という時に大きな災害が起きました。
そして卒業式が中止、お花見やお祝い事など次々自粛する風潮が広まる異様な年でした。

良いのか悪いのか日本人は連帯感、共感力が強い。
共感力の高さを生かすためにも、日々のニュースでは明るい話題を多めに取り上げて欲しいと私は思っています。



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