今昔物語 橋本静吾 VOL.5

大学をギリギリセーフで卒業後は新卒で新宿の中小企業に就職。
水栓器具の営業をしていましたが、ここでは上司への忖度、業績が伸びないストレス、たくさん重要な経験をしました。
働くことがどれだけ大変なことかを痛感し、同時に自分がダメ人間だと感じる毎日。
人生30年の中で最底辺の時期でした。

幸い私の場合は会社を辞めた後、スッキリした気分で端的に「あの仕事は自分に向いてなかった」そう思えました。なんでもやってみないと分からないもんですね。

その後はとりあえず何かせねばとメガネの会社で事務職のアルバイトをしていました。
家から近い そんな理由で入った職場でしたが個性豊かなメンバーに恵まれ、苦労もありつつ楽しく過ごせました。
アルバイトですしさほど難しい業務はありませんが、それでも地味な作業を正確に黙々とこなしていると「誰かに必要とされている、役にたっている」という自己肯定感を得られました。

友達と遊んだり、ちょっと高い自転車を買ったり、ジムで運動したり、そんな風に良いリズムで生活していると、今度は「生涯続ける仕事って何だろう」という小さな不安が湧いてきました。
一生アルバイトなんて駄目だという現実に向き合うようになり日々悩みました。

そんな中で見つけた仕事が整体師でした。

運動は元々好きでジムにも通っていた私は身体に関連する仕事が合っているだろうとやっと気づきました。
実際整体師とはいかがな仕事なのだろうと調べてみると、収入面はあまり良くないという情報が多くありましたがそんなことは気になりませんでした。
生涯続けようと思える、世の中の役に立てるということが重要でしたし、自分が納得してやりたいことを仕事にできれば収入に関しては向上心があれば何とでもなると思い、この道に進む決断をしました。

整体師の学校は種類も数もたくさんありましたが、私はスパッと代々木にある学校を選び、アルバイトを続けながら通いました。
最初は当然ながら人のカラダに触れるということに緊張していましたし不慣れなことの連続でした。
ただ、できなかったことができるようになるという気持ちよさも実感することができました。
できるようになるまで懸命に練習して、できなくて悔しがってまた練習して、その繰り返しが成長につながるんですね。

次回はいよいよ整体師として就職活動に挑みます。それではまた来月。


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