グッスリ眠ろう 枕の選び方

更新日:2015.07.14

執 筆:整体師 田島健次

突然ですが、良い睡眠はとれていますか?

ほとんどの方は、寝る時に枕を使っていますよね!
中には枕を使わずに寝ている人もいますが、そんな方は今回のテーマを参考に使用してはいかがでしょうか。(笑)

早速ですが、なぜ枕は生まれたのでしょうか?

枕が生まれたのは、人類が直立歩行を始めた時からと言われています。

はじめは、自分の手や腕を枕にしたり、木や石を使ってました。
枕を使ったのは、単純に「枕をすると楽だから」という本能的行動からです。

では、枕をすると何故「楽」なのか?

人は、発達して重くなった脳を支えるため、脊柱をS字状にカーブ(生理的湾曲)させて、二足歩行に負担が少ない姿勢を作りました。
このS字状のカーブを支えるため、寝ている姿勢の時も、頸部を無理なく支える枕が必要なのです。

リラックスしているときの姿勢は、顎を引いたときの顔の角度が約5度と言われています。
この角度は寝ている時も同じなので、布団と頭部頸部の間にできる隙間、約2~5センチ分を枕で埋める必要があります。

この隙間には体格によって差がありますが、隙間をしっかり埋めてくれる高さの枕がいいでしょう!

枕の高さ

さて、みなさんの枕はどうですか?
低すぎる枕は、

  • 首が伸びて頭に血が上がる
  • のぼせ状態になって脳への刺激が増える
  • 不眠気味になりやすくなる
  • いびき
  • 首筋の痛み

などを引き起こします。逆に、高すぎる枕は、

  • 顎が引けた状態になる
  • 気道が圧迫される
  • 呼吸が妨げられる
  • 酸素不足に陥り眠りが浅くなる
  • 血行が悪くなる
  • 頭痛
  • 肩こりの原因にもなる
  • 首のシワも増える
  • 寝違え
  • 貧血
  • いびき

などを引き起こします。
枕は、仰向けにも横向きにも対応でき、中身の片寄りが少なく、後頭部の丸みを自然に受け止めてくれるものがいいでしょう。(横幅60センチ奥行き40センチ以上。)

枕の素材

どの素材にも長所と短所がありますので、どれが一番とは言えません。自分が気持ちいいと思う感触で選んでいいでしょう。
強いていえば、吸湿発散性がよく、衛生的な素材がお勧めです。

良い朝の目覚めの為に、質の良い睡眠は不可欠です。

しかし、枕が合わないと上質の睡眠が取れないかもしれません。
(旅行に行って「枕が変わると寝れない」という経験をした事がある人は多いと思います。)

睡眠の質が悪いと疲れが取れず、日中の活動が思うようにいかないので、ストレスが溜まります。その結果、自律神経が乱れ、睡眠の質が悪くなると言った悪循環に陥りやすくなります。

上質の睡眠のためにも、ぜひ自分にあった枕探しをお勧めします。

もちろん・・・寝る前に入浴やストレッチなどで副交感神経を働かせてから布団に入る事や、身体の歪みを整えて、正しい姿勢をとった上での枕が理想ですよ。