更新日:2014.08.18
執 筆:整体師 飯島淳
さて、「ストレッチ」を習慣的に、ほぼ毎日行っている人はどれだけいるでしょうか?
いつでも、どこでも直ぐにできる。そう考えているうちに実行しない。そんな人が多いのではないでしょうか?確かになんとなく面倒くさい、なんて思ってしまいますよね!
でも、誰の為でもない。自分自身の為ですのでコツコツ始めてみましょう。
後々どこか痛めた時に「しっかりやっておけば~」と、後悔のないように...。
では、どういう事に気をつけてストレッチを行えばよいのか?
まずは、痛みを強く感じるところまではやらない。
痛いくらいの方が伸びている気がして満足感はあるかもしれません。
しかし、このやり方だと筋繊維を伸ばし過ぎて、それ以上伸ばされないように「縮め!」という信号が送られます。
筋肉は損傷から守る為に縮もうとする働きをしてしまうのです。
この様に無理やり伸ばしたり、弾みをつけたりするのはかえって痛みに変わり筋肉が硬くなってしまう原因になりますので注意しましょう。
ストレッチをするときは、息を止めないでゆっくり自然な呼吸でやりましょう。
1つの種目、30~60秒の間で軽く伸びた感じがするところで行うと良いでしょう。(10秒では駄目ですよ!)
その他に
といったことに気をつけながらやってみましょう!
ストレッチではどのような効果があるのか、簡単に言いますと…
などが挙げられます。
ただストレッチをしたつもりになるのは簡単ですが、このような事に気を付けながら、正しい方法でやらなければ効果も上がりません。
適切な方法で毎日行えば、回を重ねるごとにストレッチも容易になります。
硬くなった筋肉も時間はかかるかもしれませんが、少しずつ柔軟性も付いてきて、怪我・凝り等が少なくなり、疲れにくい体になっていきます。
効果を直ぐに求め過ぎず、数ヶ月前と比べる位の気持ちで行なうとよいでしょう。
まずは、場所・時間を決めなくても、ストレッチをしてみましょう。
例えば、朝起きた時・仕事中・凝りを感じた時・お風呂後・就寝前など、いつでもいいです。
やる習慣を身に付けましょう。
年齢・柔軟性に関わらず、誰でもストレッチは行なえます。
さあ、始めてみて下さい。今日から!!!