周りの目が気になる

更新日:2019.11.08

執 筆:整体師 飯島淳

周りの目が気になってしまう。
このことでストレスを抱えている方が多くいらっしゃいます。

気にし過ぎることでストレスになる

周りの目を気にすること自体は、悪い事ではありません。
周りを気にかけてその人に気を配れるということ。
人より先回りして、周りの人のために尽くせることもあるでしょう。

このようなことは社会で生きて行くのにとても良い能力です。
その能力を活かせるところで活かしましょう。


しかし、それを「し過ぎてしまう」とストレスになってしまいます。
周りの目を気にすることで、自分の行動や思考に支障をきたします。

嫌われないように...。
笑われないように...。
みんなと違うと思われないように...。

このようなことを思いながら過ごしていると、ストレスが多くなってしまいます。
自分のやりたい行動を取りづらくなることや自分が思ったことを言いづらくなる...。

すると、益々周りに合わせようとして、自分が自分らしくなくなってしまいます。
周りの反応に合わせた自分を作ることになってしまいます。

誰かと同じようになる必要はありません、オリジナルな自分でいてあげましょう。

自分らしさを取り戻すために

周りの目を気にしてしまう人は、どのような工夫をすると楽になっていけるのでしょうか。
「心」と「体」の大きく2つに分けて考えてみましょう。

心にアプローチ

原因となるのは、不安や恐れ・寂しさなど、様々です。
ここで今回取り組むのは、自分を自分で肯定してあげることです。
他の誰でもなく、自分で自分を一番認めてあげられること。

トレーニングとして、自分の良いところをたくさん書き出してみましょう。
最初は1つも出ない方もいらっしゃいます。
しかし、諦めずやっていると段々と出てくるものです。
たくさん良いところはありますから。

自分の良いところがたくさん出るようになると、心の安定に繋がります。
すると、少々の不安などでは動じなくなっていきます。
これを繰り返し行うことで心に栄養が行き届き、どっしりとした心で過ごせます。

体にアプローチ

原因となるのは、痛みや姿勢の悪さ、呼吸が浅いなど、様々です。
今回は、姿勢の重要性について説明していきます。

姿勢が悪くなると呼吸が浅くなり、すると痛みや筋肉のこりが強くなります。
こうなると、不安や焦りにも繋がります。心と体はリンクしているのです。

このように、姿勢が悪くなるだけで心の不調に繋がります。
パソコンやスマホなどを長時間していると、首が前のめりになり背中は丸くなりやすいです。
また、その人なりの癖で生活していることで、姿勢が悪くなっていきます。

改善のために、長時間同じ姿勢でいないようにすること。
左右バランスよく使ってあげること。そして、よく動いてあげること。

姿勢が安定していると、心の安定に繋がります。
体の重要性をしっかり把握しておいてください。

出来ることから始めましょう!

周りの目を気にすることでストレスを抱えている方は、まず出来そうなことから始めてください。
入りやすく・アプローチしやすく・効果が早目に出やすいのは体からのアプローチ。
心の問題を心だけで処理せず、体からもアプローチしていきましょう。